定例会最終日 原案否決

12月定例会が終わりました。
庄原から東城への帰り道、なんだか気分が晴れないそんな気持ちで帰りました。
今定例会の最大の山場でもあった「子ども未来広場整備事業」については、残念ながら10対8で原案否決という結果となりました。

原案賛成討論には、私を含め6名の議員が行いました。反対討論(修正案賛成)は7名の議員が行いました。
ぜひyoutubeで議員の主張を聞いてみて頂きたいです。私、政野は1時間25分ぐらいから登壇いたします。

反対意見の討論・・・やはり少々今回の修正案の内容と違うような気がしてなりません。
今回の反対した議員10名が提出した修正案は、「子ども未来広場整備事業」全面的に白紙撤回です。
しかし、反対議員(修正案賛成)の討論には理解に苦しむものも多くありました。
まぁ でも それでも公に意思表示をされるだけ、理解できる部分もありました。しっかりと意思表示をしなければ、なぜ賛成なのか、なぜ反対なのかわかりませんので。

いずれにしても、白紙に戻った訳です。しかし、ここで諦めてはいけません。まだ方法はあります。

議場を出たところで、傍聴に来られていた子育て世代の方から、「討論とても良かったです。」と励ましの言葉を頂きました。
議員にとってこれほど嬉しい事はありません。本当にありがとうございます。新たな方法を執行者とともに見いだしていきたいと思います。

本会議終了後、議員全員協議会が開催されました。
ちょっと驚いたのは、西城保育所の改築に関する件です。老朽化した西城保育所を建て替えるという内容なのですが、そもそも平成26年度に基本計画を策定し、27年度には着工、完成の予定だったのですが、平成27年12月に広島県の「土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域」に指定されるかもとの事で、その対応策に追われていました。
その後、土砂災害指定区域の指定は免れたものの、安全面を考慮して擁壁を設置する事で本年6月には工事再着工が決定されました。しかし、なんと今度は、「水防法」の一部改正による浸水見直し対象区域である事が判明し、再々度建築の見直しがされる事になったのです。
問題はその水防法です。平成27年5月に一部改正がされたのですが、その以前の浸水想定は30年に1度の大雨の場合だったのですが、なんと改正後は「1000年に1度」の浸水想定となったそうです。
新たに建築する場合、1000年に1度の大雨を想定しての、安全基準だそうです。1000年・・・・と言われてもピンと来ないが、近年のゲリラ雨を見ると、1000年に1度が明日かも知れないし、来年かも知れないと思うと、やはり生命の安全の観点から今回の西城保育所の建築場所の再検討に入った事は賢明な判断であると言えると思います。
それにしても、子どものためにも早く、西城保育所が安全な場所に新しく整備される事になれば良いです。

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