庄原市消防団年末警戒

今夜は、庄原市消防団東城方面隊の年末警戒にお邪魔いたしました。
年末恒例の行事です。今年は、28日、29日の両日で庄原市内全域で消防団の皆さんが警戒に務めて頂いています。
私は今回は、東城方面隊本部、第3分団(田森地区)、第4分団(東城地区)の巡察に池田方面隊長、庄原警察署東城交番副交番長、市役所総務室担当者とともに参加させて頂きました。

今年は、全国的には「熊本震災」「台風10号による被害」「鳥取県中部地震」などの自然災害があった中にも、庄原市においては自然災害による大きな被害はありませんでした。しかし、東城町市街地において、家屋火災が発生し3軒が全焼しました。密集地の火災で大変怖く感じましたが、消防署、消防団の皆さんの迅速かつ懸命の消火活動によって、人的被害もなく、被害を最小限に食い止められました。皆様も糸魚川の火災については、密集地での火災の怖さを感じられた事は記憶に新しいところだと思います。
今回の東城市街地での対応、あらためて消防署、消防団の皆さんの日ごろの訓練のおかげであると強く感じる事ができました。

今日の巡察の中で、消防団員の方からこんな話を聞きました。
「庄原市から貸与をされている、制服や帽子あるいは編上げの安全ブーツはせめて団員新規加入の際には、貸与ではなく支給にしてもらえるようにしてもらえないのか」

私はまったくその通りであると感じました。消防団員の皆さんは日ごろの訓練時にこの制服等を着用しています。それは真夏の炎天下、ポンプ操法訓練、消火活動、その他、消防団活動の際には必ず着用されているものです。長年使えばそれ相当にいたみますし、靴などはクリーニング対応も難しいとも思います。現状では、貸与になっているので退団時に返却されたものが、新規加入の団員に貸与される仕組みになっています。

通常の生活時に着用する衣類や靴でさえ、人が着用したものを着るのは少々抵抗を感じる人も少なくないと思います。ましてや、かなりのハードワークに使用しているものならなおさらです。

数年以上在籍するなどの一定の条件は必要かと思いますが、新たな消防団員の確保も難しい中、消防団員の活動環境、処遇を整える事は大変重要であると思います。担当課、庄原市に対して提案をしてみます。

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