議員全員協議会(全協と呼ばれています)

本日開催された議員全員協議会において、昨年12月の議会で否決となった「庄原市子ども未来広場計画」の修正版「庄原市子ども未来広場構想」が執行者より提案の説明が行われました。
12月時点での計画では、「小児科診療所」「病児病後児保育施設」「ひだまり」「放課後児童クラブ」の4つの施設を、新たに購入する土地に建設するという物でした。
今回の提案内容では、前計画案から「ひだまり」と「放課後児童クラブ」の建設計画を外し、予定先の土地の購入を最小限に押さえ、小児科診療所および病児病後児保育施設を建設するというものでした。
当初計画では、総事業費約8億でしたが、今回の提案では約3億円となりました。

執行者より説明があった後に質疑が行われた訳ですが、議員からの質問は不確定要素のある、とにかく反対ありきの質問としか思えないような内容のものがありました。
また、12月に否決の判断をされた議員から「なぜひだまりと放課後児童クラブを削除したのか?」と質問もありました。やはり、議会への提案課程や執行者の姿勢ばかりを取り上げ、本来の事業目的や、今回小児科医師を招致するにあたっての特別な取り計らいについての理解はなかなか出来ないという様子でした。

今回の、子ども未来広場についての私の意見はすでにこれまでもこのブログや、本会議場でも意思表示していますが、そもそも、私は、「ひだまり」「放課後児童クラブ」の併設に賛成をしていました。そういう意味では今回その二つが外された事については大変に残念です。しかし、それらを外してでも、どうにか庄原市の子育ての未来のためになんとか小児科診療所だけでもという執行者の思いが伝わってきます。

今回執行者より提案された議案については、1月26日に臨時本会議を開き、その後予算決算常任委員会を経て、1月30日の臨時本会議最終日にその採決が行われます。

子ども未来広場については、東城でも市民の方より「あれはどういう事なん?」と質問を受ける事が多くなりました。その中には、あれは庄原の事なんだから、東城としてはあまり関係ない・・・・という意見も何件かお聞きしました。しかしそのたびに私はこう答えています。
「庄原市の子育て環境を充実させる事が、庄原市の産科医療の復活に繋がると考えています。なにより、東城にも病児病後児保育施設は作るべきだと考えています。今回庄原に整備されれば、次は東城にもという事になるはずです。なので、あれは庄原の事という事ではないのです。」

庄原市が抱える人口問題の解消や一億総活躍社会の実現についても、「小児科診療所および病児病後児保育施設」の建設はその一歩前進と成る重要な事です。

本会議では、その様子をyoutubeでご覧頂けます。もちろん当日の傍聴もできます。おそらく26日は質疑、30日には討論も行われると思います。議員一人一人の考えを是非とも聞いて頂きたいと思います。

春の選挙戦の一つの参考にはなると思います。

このページの先頭へ