婚姻について

昨日、厚生労働省は「平成28年度人口動態特殊報告 婚姻に関する統計」を発表しました。
これは、昭和62年から10年ごとに統計されており、平成8年、平成18年と今回平成28年で4回目の統計となります。

婚姻件数は昭和23年の第1次婚姻ブームには95万組。昭和45年の第2次婚姻ブームには110万組とピークを迎え、その後、昭和48年から53年にかけて激減し、その後は緩やかに減少し、一時増加はあるものの、近年では年間約63万組でほぼ横ばいになっています。
この度注目されている数値としては、「夫婦ともに再婚又はどちらか一方が再婚」というケースが約3割と年々上昇傾向にあるという事です。
あと昭和50年頃には、夫の平均婚姻年齢が27.8才、妻の平均婚姻年齢が25.2歳だったのが、平成27年では、夫33.3歳、妻31.1歳と晩婚化が進んでいるという事です。

この報告では、様々な視点から婚姻について分析されており、大変興味深く拝見しました。

これで何をひもとけば良いのかという事ですが、やはり庄原市における大きな課題の一つ「結婚」という事です。
庄原市の将来にとっても、子育て、教育など人口減少の歯止めに繋げるための原点はやはり「結婚」という事になります。
さらには、超高齢化を迎える時代となり、中高年から高齢者までお互いを支えあうという結婚スタイルも重要です。

未婚の方の庄原市の現状は
まずは男性
20歳~24歳  約630人
25歳~29歳  約440人
30歳~34歳  約380人
35歳~39歳  約300人
40歳~44歳  約280人
45歳~49歳  約230人
50歳~54歳  約180人
55歳~59歳  約200人
60歳~64歳  約200人

次に女性
20歳~24歳  約550人
25歳~29歳  約280人
30歳~34歳  約160人
35歳~39歳  約160人
40歳~44歳  約140人
45歳~49歳  約100人
50歳~54歳  約70人
55歳~59歳  約60人
60歳~64歳  約50人

庄原市も、自治振興区や商工会議所、商工会など様々な団体で、定住対策の一つとして、婚活事業など結果を出す事が本当に難しい課題に取り組んでいます。
この様なデータを元に、どういうところに特化していけば良いかというヒントになると思います。

皆さんはこのデータを見てどう思われますでしょうか。
女性が圧倒的に少ないという現実があります。という事は、そこに焦点を絞って作戦を練るという方法もかなり効果的ではないかと思います。
くれぐれも言っておきますが、これは、男性がどうとか、女性がどうとかという話しではありません。あくまでデータから考えた時という事です。

「女性が住みやすい街」これはかなりのキーワードになります。
男性としてできる事は・・・・・例えば「家事上手の庄原男子」「子育て上手の教育男子」という事もいかがでしょうか。

厚生労働省の統計データはこちらからご覧頂けます。
平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況

庄原市の「しょうばら縁結び」もご覧下さい。下の画像をクリックして下さい。

enmusubi

 

 

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