婚活事業
今朝の中国新聞を見て驚きました。
安芸高田市は来年度、婚活事業を中止すると・・・・・
理由は
「行政が関わることで結婚しないといけない、子供を持たなくてはいけないという強迫観念が助長されかねない」
「異性婚を前提とし、LGBTの方々への配慮も欠いている。今の時代では公共性が損なわれている」
との市長の見解です。
LGBTに関する発言では、全国の多くの議員も失言を繰り返し、そのたびにマスコミに取り上げられています。
庄原市はというと、先日も新年度予算審査において説明を受けましたが、次年度も継続して「縁結び」事業を行うとしています。
もともとどの自治体も人口減少対策の一環として始められた事業ですが、確かに実績、効果が出にくい事業ではありますが、
庄原市では、平成28年~令和2年12月末までの5年間で 30組 42名の方が、縁結び事業によって成婚されています。
実際、庄原市在住の独身の方からも、「もっと積極的に婚活事業を展開してほしい」との声をよく聞きます。
事業自体のあり方については、様々な意見もあるとは思います。
実際の声を反映して事業化するのが行政の役割でもあると思います。
そういう意味では、社会の流れだけで判断するのではなく、地域の実態に即した事業展開をしていく必要があると私は感じます。
人口減少・・・私は、課題ではなく施策を講じた結果であると考えています。
課題とは、現在住んでいる市民がいかに満足をする事ができるか、幸福を感じる事ができるか。それを実現するための施策であると考えています。
その結果が、人口減少カーブを緩やかにする、あるいは人口増につながるものであるべきだと。
婚活事業、人口減少。
皆様はどの様に感じてらっしゃるのでしょうか・・・・・