イノシシと空き家
活動報告配布のため、市内各所を回っています。
どこに行っても多いのが、イノシシ被害の話と、空き家が増えたという話です。
昨年、企画建設常任委員会でも、庄原市実留地区のイノシシ被害の状況視察に行きました。
その時、猟友会の方が言われていたのが
「最近はイノシシの産期の周期が早くなっている」との事でした。
昔は、成獣となった2歳ぐらいでの交配が多かったのに対し、
最近では1歳未満の牝イノシシも交配して多くのイノシシを産んでいると。
そして、先日ある方からこんな話を聞きました。
「数十年前から、イノブタとの交配が進んでいるから、周期も早くなり多産型となっていると」
日本古来のイノシシにはそこまでの繁殖能力は無かったと。
本来、イノシシのヒヅメは黒いが、最近のイノシシのヒヅメには白い線が入っているとの事。
それが、まさにイノ豚、もしくは豚との交配による野生のイノシシとの事です。
確かに、ネットで調べてみるとイノシシと豚が交配することによって多産となっている事実があるようです。
また、イノブタ系は、威嚇をすると逃げるとの事ですが、本来のイノシシは攻撃をしてくるとの記載もありました。
いずれにしても、野生動物による被害は増加している実態を深く感じました。
対策として何ができるのかしっかり議論していく必要性を感じました。