令和4年第4回庄原市議会定例会開会

皆さまこんにちは
台風11号の動向がとっても気になります。
月曜日未明から火曜日にかけて強風域に入るのは避けられそうもありません。
皆さま十分に気を付けてください。

さて、昨日2日より「令和4年第4回庄原市議会定例会」いわゆる9月議会が開会しました。
昨日8つの報告案件と条例改正、補正予算、決算認定に関する30の議案が上程されました。

特筆すべき内容は
令和4年度庄原市一般会計補正予算(第5号)として上程された
畜産振興費についてです。
かねてから発信していました、畜産業に対しての飼料高騰対策支援です。
すでに飼料高騰が1年半以上にもわたり上昇している状況に畜産、特に酪農家が大きな影響を受けています。
近隣市町では経営困難により倒産した酪農家も出ています。
一刻を争う支援策を講じるため、この補正予算案について早期議決を要望していました。
執行者も調整がついたとのことで、異例ではありますがその他の補正予算とは切り離して
初日議案上程、予算決算常任委員会を経て、初日議案可決という運びになりました。
今回は、畜産農家への飼料高騰に対する支援策ですが、水稲ならびに園芸農家も肥料の高騰で大きな影響がでている事から
「園芸農家などへの肥料高騰支援策は検討されたのか?」と質問をしたところ、
検討はしていたが、肥料高騰については現在国が支援策を出しているため今回は見送った。国の支援策の窓口としてはJAが対応する事になっている。
と答弁がありました。

新型コロナウィルス感染症、ロシアによるウクライナ侵攻の影響、日本の農業に大きなダメージを与えています。
新年度に向けては、自給飼料率の向上に向けた支援策が不可欠であると感じています。

そのほか、今期定例会の重要案件は令和3年度の決算認定です。
市長および財政課長から決算の概要についての説明がありました。
来週月曜日から3日間をかけて3つの分科会に分かれて決算審査をします。
という私は、議会選出の監査委員ですので、監査委員として本議会に決算認定を上程している側の立場でもありますので、対応がとても難しいです。
その中でも、令和3年決算を検証し今後に向けた提案を行っていきたいと思っています。

決算の概要を少し掲載しておきます。皆様、この数字をどのように感じられますでしょうか・・・

実質収支 12億4,399万円

≪市税≫法人市民税及び市たばこ税の増により 37億9,598万円

≪地方交付税≫普通交付税の増により、146億634万円

歳出決算額(款別)の前年対比

◆市民1人あたりでみる決算

◆各基金残高

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