第7回定例会本会議 一般質問 1日目

本日より一般質問が始まりました。
今日は5名の議員が登壇し、それぞれの質問を行いました。
ちなみに私は3日目(19日)の午前中に登壇いたします。

本日初日に一番感じた事は、6月定例会の時に比べて、議員の質問に対して市長本人が答弁している場面が多く見られたような気がいたします。質問内容がそうさせたのかも知れませんが。

議員個人が、それぞれの思いを執行者に問いかけるのが一般質問です。
今日の印象に残ったものをいくつか書き留めようと思います。あくまで私個人の感想ですのでご理解頂きますようお願いします。

■「市長提唱の”いちばんづくり”について」(門脇議員)
市長の答弁では、「”いちばん”は決して競争原理に基づくものでは無く、市民それぞれの感情で持つ満足感を示す事。」との回答だったと思います。市長の言おうとしている事はわからないでもないですが、市民誰もが理解出来るような具体策も必要な時期に差し掛かっているのも事実です。

■「東城自治振興センター・文化ホール・図書館について」(近藤議員)
中でも気になったのが、庄原市民以外の図書貸出利用が出来ないという点です。東城町は新見市、神石高原町の生活圏でもあり、東城地域住民は新見市哲西町の図書館を頻繁に利用している経緯もあります。地域の事情も考慮した、規制の緩和を早急に実施してもらいたいと思いました。

■「限界集落対策について」(横路議員)
高齢化の進む限界集落地域のコミュニケーションの増加などを目的に、集住化(コンパクトシティー)への取り組みを考える予定は無いかとの質問に対し、庄原市の回答は、「自治振興センターの機能も稼働し始めたばかりで、その機能に限界集落に対応する施策も実施中である。住み慣れた地域での暮らしを第一に望まれる市民の要望に応えるのが行政の役割であるため現段階では集住化を進める予定は無い。」との事。この問題は、全国的にも様々な取り組みがなされている課題です。人口減少に歯止めがきかず、財政面でも逼迫することが予想される中で、本当に持続できる地域をつくるための1つの手法として検討していく事も必要だと思います。

■「庄原市街地活性化計画について」(林議員)
庄原市街地の活性化策について、庄原赤十字病院の周辺、商業集積地域に点在する施設などを1つの面として捉え、人が行き交う事ができる真の活性化を目指すべきでは無いか。との提案型一般質問でした。今回提案の「まちなか回遊コース」構想についてはもう少し勉強してみなければ意見することもできませんが、地域の活性化に必要不可欠な事は「人」である事は間違いないと思います。庄原市街地だけではなく、東城にも言える事で施設整備を行って後は地域の人が考えて下さいという事では無く、1つ1つの点を面として捉え、地域全体が同じ目的の基で活動できる基盤を確立して行かなければ、真の活性化にはならないと感じました。

■「情報公開について」(福山議員)
今回は「指定管理者の選定審査会における会議記録の有無」についてだったと思います。庄原市の回答は「会議記録は存在しない。」との事。庄原市の公の施設の指定管理者を選定する際には、副市長を始め、管財課、担当課などの主要課長がその審査を行う事になっている。選定方法は庄原市独自の採点方法による。その際、審査員それぞれが採点し、その集計が基準に達していれば、指定管理者として選定される。その集計については公文書として残されているが、審査員それぞれの採点については残されていない。
また、指定管理者選定の際、審査員による意見交換、議論はあるのかの質問に対し庄原市は、「意見交換、議論は行わない。採点方式のみによる選定の方がより公正に指定管理者を選定できる。」との回答。これには私も多少の疑問が残りました。すべての採点がほぼ同じ評点になる場合は良いが、それぞれの課長が審査員になっている以上、それぞれの立場で採点を行う事が考えられます。その場合、著しく評点の低い項目があった場合、その低い評点をカバーできる高評点をちゃんと議論しなければ正しい答えを導く事は困難なのではないかと感じました。

っと 今日の先輩議員方の質問を復習している場合ではありませんでした。
明後日の自分の一般質問の構成を考えなければ・・・・・

皆様、都合がつけば是非とも議場に足を運んで頂きますようお願いいたします。

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