タブレット導入の勉強~三民高級中学生との交流会

本日午前中に、五島議員と島根県邑智郡美郷町に行って勉強してきました。

DSC_0707美郷町の議会事務局前には、バックナンバーの議会だよりが配列されていました。

何を勉強したかと言うと、私と五島議員とで提案をしている

「庄原市議会および執行者にタブレット端末の導入」に関する勉強をしてきました。

まずは提案目的を申しますと・・・・

・会議資料のペーパーレス化による経費削減

・議会、委員会などの情報の共有化

・議会運営業務の効率化

・市民の方への情報提供の迅速化

・議員活動の質の向上

・危機管理上の緊急連絡

これらの事を目的として、庄原市議会にタブレット端末の導入を提案したわけですが、その先進地として今年3月よりタブレット端末を導入されている島根県邑智郡美郷町に勉強に行ってきたのです。

大変お忙しい中、美郷町議会の黒川副議長、西嶋議会改革特別委員長、山本議会改革特別副委員長、議会事務局長、総務課係長ら5名の方にご対応頂きました。まずは心よりお礼申し上げます。

話を聞かせて頂く中で、一番強く言われていたのは「議会に関係する職員の事務作業の軽減」の効果が一番大きいとの事でした。

現在の庄原市の例を言いますと、本会議を開催する際の議員招集についてだけでも次の様な事務作業が伴います。

1,本会議開催通知文書の作成

2,   〃     の印刷(議員20名分)

3,   〃     の封筒入れ作業

4,   〃     の発送手続き(郵便)

上記の事務作業が、タブレット端末を導入し、それを活用すると

1,本会議開催通知文書の作成(データ)

2,議員の持つタブレット端末にデータで送信

以上の事務作業となります。実質作業時間は大幅に短縮されます。情報の伝達のスムーズさも郵送と比較するとその差は歴然です。

これはほんの一例にすぎません。議案等の作成から送付までを考えると相当な事務作業が軽減されるものと思われます。

行政職員の事務作業の軽減とは、楽ができると言う観点ではなく、いままでかかっていた作業時間が大幅に短縮される事で、次なる仕事に早く着手できるという事です。

今回の提案の最終目標は「経費削減」です。

今後、その目標のためにさらに検証をしていく所存です。この件に関してはまたご報告したいと思います。

午後からは、東城高校と姉妹校の「台湾新北市三民高級中学」の生徒さん8名との夕食交流会を我が家で行いました。

今回の訪問は昨年に続き2回目で、今年は13名の生徒さんが来られました。13名が3軒の家庭に分かれての交流でした。

生徒さんは、英語と中国語(北京語)での会話です。しかし日本語もかなり勉強していて、片言の英語を混ぜ合わせて丁寧に話をすればほぼ問題なくコミュニケーションをはかることができました。(おそらく台湾の子らがかなり気を遣ってくれた事とは思います(笑))

今回家の会場では、3年生の保護者の「清水家」、2年生の保護者の「本山家」との3家族共同で迎え入れを行いました。清水、本山両家の皆様には準備から片付けまで大変お世話になりました。

ちなみに家では「広島風お好み焼き」と「たこ焼き」を一緒に作って食べました。作るという共同作業で東城高校の生徒も台湾の生徒もすぐに仲良くなり、東城高校生徒によるバンド演奏も披露し、短い時間でしたが疲労感に見合うだけの楽しい交流会になりました。

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お好み焼きを作る・食べる三民高級中学の生徒と東城高校生徒

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私46歳の現在、3人の子供の親として、議員として、地域の一員として様々な活動に追われる日々を過ごしていますが、慌ただしく活動する中「今日の自分の行動はこれで良かったのだろうか?」と常に自問自答を繰り返しています。身体は一つなので優先的、緊急性のあるものを選択して活動していますが、やむなくお断りする案件や、日延べをする案件もあります。自分の判断が誤っていることも多々あると思います。しかしそれらの点となる活動がいずれ線となり、面となる事を信じてこれからも活動をしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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