庄原さとやまオープンガーデン

先日、庄原さとやまオープンガーデンをめぐるツアーを企画、参加をしました。

私は都合で4か所の庭にお伺いしました。

今回はあえて各箇所の詳細については書きませんが、4か所の全体的な感想を書きます。

今回巡らせて頂いたお庭はいずれもしっかりとしたコンセプトのもとに、一年中を通して手入れ、整備をされていました。

私はそこにいくつかの共通点を感じました。

・オープンガーデンイベントは1つの企画であり、庭主さんは一年、または数年をかけて常に庭づくりを手掛けている。

・女性の活躍・リーディング

オープンガーデンは、しょうばら花会議を経て3年前より毎年この時期に開催されています。

今年は庄原市内で33か所の庭園を見る事ができます。

ンガーデン開催にあわせて、旧庄原市内5か所の庭園をゆっくりと歩いて巡る「まちなかフットパス」という企画も同時に開催されています。詳しくはこちら→ 庄原市ホームページで地図掲載のパンフレットをご覧ください。

さて、このオープンガーデンですが、現段階では個人の管理されている庭を拝見するという企画なのですが、各庭主さんのご協力により庄原市内全域に波及している庄原市の新しい観光資源となっています。

国営備北丘陵公園でも「花」をメインテーマに年間を通じて各種イベントが開催されています。

しかしまだまだ庄原市の全体的にイメージイベントになっていると感じないのは私だけでしょうか?

個人の庭を提供するのは限界があると思います。もっと公的施設でもこの活動を展開すべきではないかと考えます。

例えば、自治活動の一環として地域の学校などの公的施設に庭園を造るなどの広がりが出ればもっと盛り上がっていくのではないでしょうか。市民の皆さんの中にも、出来る事なら自分もこの企画に参加してみたいと考えている方も多いと思います。しかし、現実にはなかなか一歩を踏み出せないという方も多いと思います。そういう時の行政、自治会の役割も大切なのではないでしょうか。

庄原市への入り口(市境界や各インターチェンジ)を通ってみても、庄原市へのお客様を迎え入れる「おもてなし」的なイメージを感じる事ができません。

各地域にある観光資源に結び付ける、庄原市全体の新しいツールとして、この「オープンガーデン」をもっと活用すべきと思います。そのためにも、庄原市への入り口にそのイメージを伝える事ができる工夫(花を植える、看板をたてる)をすることで、市外から訪れる方はもちろん、庄原市民も自分たちの住む町のイメージを自然に理解し、意識を持ち、行動ができやすくなるのではないかと思います。

 

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