12月議会最終日

今日は少し寒波もゆるみ、時々晴れ間も見えていました。
それでも、外は寒いし、水たまりはすでに(夕方6時過ぎから)凍り始めています。
私が事務所として使っている部屋は40年物のプレハブなんですが、今朝部屋に来てみたら昨晩飲みかけのコーヒーの表面が凍っていました。

さて、先月11月25日開会した平成26年度第7回定例会が本日閉会いたしました。
このたびの定例会の特徴的な事はやはり木質バイオマス事件関連の「国の補助金返還命令にともなう補正予算」でした。

最終的には、議会が提案した「一般財源」からの支払いをする修正案が議会全員一致で可決されました。
具体的な内容については、過去に記載した通りです。
おそらく本日、およそ2億4千万円が国に返還されていると思います。
年明け14日には、「木質バイオマス利活用プラント整備補助事業調査特別委員会」が再開され、さらなる検証を行っていく事になりました。
この件については、また随時ご報告させていただきたいと思います。

本日定例会終了後、議員全員協議会において、「第2期庄原いちばん基本計画」の概略がいちばんづくり政策監より報告されました。
「庄原いちばん基本計画」とは、木山市長の提唱する「地域産業」、「暮らしの安心」、「にぎわいと活力」の3つの柱で構成される基本政策です。
庄原市の長期総合計画を踏まえつつ、この基本計画に掲載される施策、事業は最優先で取り組むという事になっています。

第2期で新たに掲載される予定の施策は次の通りです。
○地域産業のいちばん・・・・・・新たな農産物の産地化
○暮らしの安心のいちばん・・・・次代を担う子どもの育成と教育環境の充実
○にぎわいと活力のいちばん・・・地域づくり活動の支援・生涯学習の充実
これらの施策より、具体的な事業が展開されます。
まだ、予算面などの具体化ができていないので不確定な事もあり、今後も引き続き注視していきたいと思います。

また、「庄原市長期総合計画の平成26年度見直しについて」、「庄原市一般廃棄物処理基本計画」の説明がありました。
ゴミ問題は、庄原市が抱える大きな現代課題の一つです。
市内には、東城地域とその他の庄原地域の2カ所にその処理施設がありますが施設の老朽化も進んでおり、今後大きな課題になりそうです。

今日は、日本語って難しいな~と思いました。
人それぞれ違う視点から物事を見ていると、同じ言葉でもまったく違う解釈ができるのですね。
今年話題になった、「集団的自衛権の行使」について憲法解釈の例もありますが、ホント日本語の解釈は難しいです。
となると、まずは物事を同じ側面から見るという環境を整える事が大切ではないかと感じました。それでなければ議論は平行線です。

会議をする時、一つの事を議論をしていても思いが別々のところにあると、そりゃ発言も様々で、常に今議論している事を確認しなければならない状況があります。
やはりこういう時は、「議論の見える化」をしなければなりません。そのためにこれまで何度か会議への「ホワイトボード」の導入を提案しているのですが、なかなかその真意を理解してもらえずにいます。
しかし、懲りずにこれからも会議の進め方について検討提案していきたいと思います。
会議のあり方を考える事も、「議会改革」の一つだと考えるからです。

このページの先頭へ