議会報告会のご報告

7月11日(月)には、東城町「帝釈自治振興センター」
7月12日(火)には、西城町「八鉾自治振興センター」
7月14日(木)には、比和町「比和自治振興センター」
7月15日(金)には、オブザーバーとして「格致高等学校」、夜は庄原「敷信自治振興センター」にて
私が担当する議会報告会を開催しました。

私の班は、総務常任委員長の五島議員、教育民生常任委員会の近藤議員、そして企画建設常任委員会の私、3名で議会報告をさせて頂きました。

流れとしてはまず、各常任委員会からの活動報告、その後質疑、そして意見交換という流れでした。
総務常任委員会は、閉会中の継続調査として「公契約条例」についての説明。公共工事の発注や、物品の購入に関す契約、また指定管理に関する契約など、自治体が予算執行を伴う様々な契約を行うときに、適正価格や適正な人件費となるように自治体が条例を定める事です。総務常任委員会では、その事について現在調査活動を行っているという報告でした。

教育民生常任委員会の活動報告としては、和光市の福祉施設への行政視察、また、食育という視点での給食コンクール日本一常連校の秋田県五城目中学校への視察報告、また、庄原市の市民交通に関する調査報告を行いました。

企画建設常任員会では、山梨県北斗市「NPO法人えがおをつなげて」、茨城県つくば市「㈲ワールドファーム」、管内視察「㈱vegeta」、「庄原市観光協会」、「備北森林組合・甲奴森林組合」の報告を行いました。

帝釈では27名、八鉾では12名、比和では12名、敷信では7名の参加を頂きました。他の会場の参加人数を聞いてみますと、ほとんどが10名~20名程度の参加者だったようですが、東自治振興センターが50名弱、田森自治振興区が40名弱と振興区によって温度差があるように感じます。なかなか市議会に興味を持ってもらえない状況の打破をしなければなりません。もちろん開催までには様々議論を繰り返してはいるのですが、課題解決には至っていません。

報告会では、市民の皆様から様々な意見をいただきます。
○耕作放棄地への対応を急いでほしい。
○調査や視察をするだけではなく、課題解決に向けた具体的な活動をしてほしい。
○6次産業化をすすめて欲しい。
○コンパクトシティー計画をすすめて欲しい。
○市民交通課題解決に力を入れてほしい。
○給食の地産地消の目標数値をあげて、さらには実現してほしい。
など、様々な意見交換が出来ました。内容的には、今年は要望が多かったように思います。
議会としてその場でお応えできる事はありませんが、市民の方の声を行政に届けるという事が市議会議員の責務です。
引き続き、調査を行い、行政に提案していく必要性をお答しました。

今年は、新たな試みという事で、市内の高校「格致高等学校」「西城紫水高等学校」「東城高等学校」の生徒を対象とした報告会も開催しています。選挙権が18歳からになった事で、主権者教育についての議論も活発化しています。そんな中、地方議会の役割について高校生にも知ってもらおうという事ではありますが、それなりの効果はあるものと思っています。しかし、私個人的には、基本的に高校生を含めた若い人は、勉強やスポーツ、またレジャーなどを一生懸命に行動する事が一番大事です。それらを懸命にするうちに、必ず社会の矛盾を経験したり、様々な壁にあたると思います。そのとき初めて政治と向き合うという姿が正常ではないかと思います。その時のための準備がこの様な議会報告会であるとか、主権者教育であると思います。
投票率をあげるための教育になっては絶対にいけないと考えています。

高校生には、政治の事も勉強しながら・・・・・なにより、青春を謳歌してほしいと切に願います。

このページの先頭へ