木質バイオマスプラント整備事業調査特別委員会

金藤選手の金メダルに、リオオリンピックにわいたお盆も明け、企業もぼちぼち通常業務になってきました。
8月に入って、「東城夜市」、「遊夏祭」とイベント続きでなにかと慌ただしい日々を過ごしておりました。
8月2日~3日には、企画建設常任委員会の行政視察として「群馬県多野郡上野村」に行ってきました。
内容は林業振興。簡単に言うと木材を活用し、用材にならない木材をペレット加工し、ガス発電を行って椎茸栽培を行うというものです。
上野村は現在人口1300人弱、そのうち240人がIターンなどで村外から移住されてきた方々です。
村には発電所(ダム)があり、その固定資産税だけでもおよそ18億円の収入があります。ちなみに本市の固定資産税収入額とほぼ同額です。
普通税収入の総額で比較すると、庄原市が38億円。上野村が19億円。人口比率で言うと、庄原市が人口38000人なので、1人当たり約10万円。
上野村が人口1人当たり、146万円。現段階では大変に財政的に裕福な村であると言えます。
今回は、財政的な視察ではありません。現在住んでいる村民の方が経済的な循環の中で、生活を営む事ができなければ意味がありません。
そこで、上野村では林業を柱とした資源および経済の循環を構築されている先進地です。
その報告書についてはこちらをご覧下さい。20160802-03uenomura
さて、17日(水)は木質バイオマス調査特別委員会のメンバーで広島地方裁判所に「庄原木質バイオマス住民訴訟口頭弁論」の傍聴に行ってきました。
簡単に申し上げますと、原告は、国への補助金返還2億3千8百万円は、滝口前市長にその責任がある。滝口氏に対して現市長の木山氏が損害賠償請求を行わない事に対して現市長木山氏を訴えている訴訟です。その口頭弁論が行われたのですが、わずか15分程度で今回は閉廷となりました。
原告側の、前市長である滝口氏の市長としての管理義務を怠っている旨の説明が行われました。今回は、被告側の弁論はありませんでした。
傍聴者は定員の30名を越えており、そのうち私たち委員会が7名、その他20名以上の方が庄原市より貸切バスをしたて、傍聴に来られていました。
委員会としても、今回の裁判の行方については注視しており、最終報告に向け準備を進めていきたいと思っています。

 

 

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