新年度予算案可決

3月定例会が終了しました。
任期4年間の最後の定例会です。3月定例会での主な内容は、新年度予算、平成28年度補正予算についてなどです。
庄原市の新年度一般会計予算の歳入歳出はそれぞれ、30,312,525,000円です。
新年度予算の主な歳入として地方交付税といわれる国からの交付金が、およそ130億円。市税・固定資産税・たばこ税・軽自動車税などの市税が75億円。地方譲与税が4億円。地方消費税交付金が7億円。使途が特定されている国庫支出金が18億円。使途が特定されている県支出金が24億円。他諸々で45億円となっています。

主な歳出は、議会費が約2億円。総務費が約42.2億円。民生費が約73億円。衛生費が約35.6億円。農林水産費が約26.5億円。商工費が約5.4億円。消防費が約11.6億円。教育費が22.2億円。災害復旧費が約1.3億円。公債費は約48.3億円です。

普通の生活を送っているとなかなか何十億というお金を想像することはありません。
当たり前の事ではありますが、本当に小さい数字の積み重ねです。この総額を0歳児から全ての市民1人当たりに換算すると、1人当たりおよそ82万円という数字になります。
ちなみに広島市の平成28年度一般会計予算は、5990億円。広島市民117万人で1人当たりを換算すると、約51万円。
この数字を皆さんはどの様に思われるでしょうか。

数字のトリックの様なもので、この数字だけを見ると庄原市の方が広島市より断然、市民にとって優しい町に思えます。しかしある意味本当ではないかと私は思っています。特に子育て支援策については、県内他市に比べても庄原市は様々な施策も充実しています。しかしなぜがそれを実として感じる事ができないその原因はどこにあるのか。
いろいろな視点から方向性を導き出していきたいと思います。中途半端なブログになりますが、まずは実際のデータを検証していきたいと思います。

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