東城ミュージックコンサート

今日は、午後から夜にかけて「東城ミュージックコンサート」(以降TMC)に参加していました。
このTMCは東城文化ホールが新設された頃に、文化ホール活用検討委員会に参加していた若者が発案、企画し催行されているイベントです。
東城自治振興区連合会と合同で開催されています。
食事と音楽をテーマに今年で5回目を迎え、益々内容も充実し、観客動員も順調にすすんでいます。
内容はと言いますと、主に東城地域で活動をしているバンドが約10グループ、YAMAHA音楽教室の子どもたち、HIP&HOPダンスを習っている子どもたち、プロ歌手などなどが昼の13時から夜の9時まで、歌あり、ダンスあり、楽曲ありと言う感じで保育園児から小学生、中学生、高校生から大人にいたるまでその練習の成果を披露します。
あわせて、東城自治振興区の役員やボランティアの方々による食事の提供が行われます。
東城では、かなり昔から(おそらく40年以上前)中高生によるフォークバンドやロックバンドの活動が盛んでした。そういう私も中学3年生の時、東城中学校に転校してきたとき、東城の音楽に対する意識と行動レベルの高さに驚きました。私も同級生に誘われてすぐにロックバンドに参加しました。いわゆるコピーバンドという物ですが、音符も読めない私でしたが、なんとか見よう見まねで頑張りました。当時、友人達も似たようなものだったと思います。そんな私達が一生懸命練習をして、1つの曲ができあがったときの達成感は今でも忘れる事はできません。実際に初めて覚えたフレーズはいまでもほぼ完璧に覚えています。今のようにCDでは無く、カセットテープを何度も何度も聞いていました。先輩方にはプロに近いギタリストやドラマーもいらっしゃいました。その先輩達を見て、追いつけ追い越せで頑張ったものです。
30年から40年前にそうやって音楽に取り組んで来た先輩、後輩が集まり、さらに今の中高生が集まり、このイベントが開催されています。

何が言いたいのかと言いますと、暮らしの中にはいろいろな繋がりがあります。今回は音楽を通しての繋がりです。
この繋がりを未来に繋げていけるようにしなければなりません。その1つとして、中高生の居場所づくりも大人(行政も含め)の役目ではないでしょうか?
「昔は与えられなくてもそんな事は自分で探していたもんじゃ・・・」などの意見もあるとは思いますが、昔と今は違います。何が一番違うのかと言いますと、おそらく大人が違うのではないでしょうか。子どもたちはいろいろな事に興味を持ち、いろんな事に挑戦できます。それは今も昔も変わりないと思います。しかしその背中を押してあげる大人が少なくなってきている気がします。

今回のTMCに、国会議員の佐藤こうじ先生も来て下さいました。佐藤先生は今年になって本当に毎週の様にこの県北地域に来て下さっています。実際庄原市内でお会いするのは今年はすでに4回目です。ぜひともこういう若者の力が持続されるよう佐藤先生にも力を発揮して頂きたいと思います。そのためにも私も地方議員の一人として活動したいと思います。

ちなみに、私ごとではありますが今回のTMCに「j-fanki」の一員(ベース)として参加させて頂きました。さらにちなみに・・・第1回のオープニングでも浜田省吾さんの「マイホームタウン」歌わせて頂きました。

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最後に、今回のTMCの準備、企画、運営にいたるまで尽力を下さったスタッフの皆さま、自治振興区の役員の皆さま、その他関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

 

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