原油価格高騰つづく

皆さまこんにちは。
6月に梅雨明けはしたものの、不安定な天候が続いており気持ちも晴れやかにならない日々を送られている事と存じます。災害級の雨が降らない事を祈るばかりです。
さて、新型コロナウィルスのこの2年と8か月の間に、現在第7波が全国的に猛威を振るっています。もういい加減にして欲しいと言って何度の波が来たことか・・・
本日発表の全国の感染者数は15万2千人。広島県も2千3百人と過去最高となっています。
広島県内の病床使用率は41.5%(7月21日現在)。このまま感染者数が増えると医療がひっ迫状態になり、通常診療の制限をかけざる負えない状況に陥ります。新型コロナウィルスを第5類感染症に引き下げをという声もありますが、現状ではそうでない以上、感染を少しでも少なくする方法を国は講じるべきではないでしょうか。
現状で言うなら医療体制の崩壊を防ぐ事が一番重要ではないかと思います。
それでも経済を優先すると言うならば、新型コロナ感染症を第5類感染症相当にする必要性を感じます。
国、県の方針に注視してまいります。

話は変わりますが、これまで約8割を輸入に頼ってきた家畜の飼料高騰が止まりません。その要因は「飼料作物のバイオエタノール化への変換」「中国による大量買い付け」「ロシアのウクライナ侵攻による供給バランスの崩壊」などによるものです。広島県の酪農業界を支えている庄原市の酪農家も相当なダメージを受けています。国や県も支援策を展開していますが、とても追いつかないほどの飼料高騰が進んでいます。庄原市としても飼料高騰に対する支援策を検討していますが、まだ実行には時間がかかるようです。6月定例会では、「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」を可決しました。現段階ではまだその支援に関する要綱は公表されていませんが、8月には手続きが始まるものと思われます・・・が・・・先述した二つについて一言で言うなら、「遅い!!」緊急対策的な予算執行にはスピード感が絶対に必要です。そのあたりについてもしっかりと意見をしていきたいと考えています。

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