東城高校を永続させる会

皆さまこんにちは
猛烈な台風11号が沖縄地方で迷走している関係か、いまひとつ天気が良くないですね。
さらに今日明日には台風12号も発生するとの事です。
今後の気象情報には注意を心がけて頂くようお願いします。

さて今日の中国新聞の県北欄、気になる二つの記事が掲載されていました。
ひとつは東城高校支援組織「東城高校を永続させる会」臨時総会の記事。
この会は、地元企業の経営者らが集まって、企業のノウハウを活用する中で東城高校を支援するという会です。
記事によると
・資格取得
・部活動活性化
・就職支援
・交通・入学支援
の4項目のプロジェクトを展開とあります。

以前から地元東城町商工会は様々な支援を行ってきたものをさらにコアな支援を行っていくための会であると私は感じています。
地元企業にとっては、この東城の地に残って働き、企業を支えてくれる若者はまさに「金のたまご」です。※きんのたまご
そのネットワークが構築される事は、東城高校の魅力の一つになるものと確信をしています。

さらに、保護者や地域住民、保小中の保護者などの支援の輪が広がればもっともっと東城高校の活力を生み出せるものと思います。
私も、議員としても、個人としても、市民としてできることはしっかりと応援をしていきたいと思っています。

もう一つ気になる記事は
安芸高田市の市民モニター制度を活用した「安芸高田市議会議員の評価」です。
これは、安芸高田市長が実施したものですが、市議会議員16人一人ひとりの評価を市民に問うたものです。
議会としてこのようなアンケートを実施されている議会あるいは自治体は他にもありますが、
議員個人一人ひとりの評価をこのような形でされるというのはあまり聞いた事がありません。

モニターの対象者は98人。そのうち回答した市民は79名。

アンケート結果が気になる方はこちらをご覧ください。
■安芸高田市議会の評価について

ご存じの事とは思いますが、安芸高田市は現市長と市議会が対立の様相となっており、その様な状態でのこのアンケートが本当に意味をなすのかと疑問に思うところもあります。

私たち庄原市議会も現在、議員定数と議員報酬について特別委員会を設置し議論を進める準備をしています。
その中でも、まだどの様な形にするかの決定はなされていませんが、市民の皆様へのアンケートを実施するこも検討しています。
検討というか、なんらかの形では市民の方の声を確実に聞かないといけないと全議員が一致しています。

市長と議会は、車の両輪、また、アクセルとブレーキと表現される事があります。
皆さんはどちらだと思いますか?

私はどちらも正解であると思っています。
車の両輪だと思うところは、市長も議会もベクトルは同じ。庄原市のため、庄原市民のための政治を行う事を思っているからです。
アクセルとブレーキだと思うところは、市長の権限というのは絶大なんです。万が一市長が独断専行型の政治を行う事があったとき、それを止める事ができるのは議会だと思っているからです。

今日の新聞記事を見て、知り合いの安芸高田市議会議員の1人に連絡をしてみました。
このアンケート結果をどの様にとらえているのですか?っと。
するとその議員は、市長の仲良しグループの回答が多かった結果だと認識しているとの事でした。

しかし私はこう思います。前回、庄原市のプランナーモニターの時にも言いましたが、
このアンケート結果は公的なものであり、これからの議論の根拠となりえるものなのです。
安芸高田市議会議員の皆さん、この結果をあなどってはいけませんよーっと思いました。

アンケートの自由記述欄も掲載されていますが、これまで政治に興味がなかった若い世代の回答が多くあったと感じました。
若い世代の政治参加という事では、安芸高田市の騒動も一つの効果であったのではと感じています。

議員定数を考えるとき、地域のバランスも必要と感じる事もありますが、世代間のバランスもとっても重要です。
議員定数を減らした時に想定される事など、これから特別委員会で議論していきたいと思います。

【今日の雑学】
「4月1日生まれは、なぜ早生まれか?」
学年で、1月1日から4月1日までに生まれた人は「早生まれ」という。「早生まれ」か、というと、法律では年齢を満で数え、4月1日生まれは、ぜえ年実の3月31日の24時に満になっている。小学校入学は「満6歳に達した翌日以降の4月1日」と決まっているので、4月1日に満6歳となる4月2日生まれの子から、一つしたの学年になる。外国では学校入学の年齢についての考え方はそれぞれの様です。

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